薫山工房

薫山工房の歴史

盛岡市に工房を構える薫山工房は、現在、盛岡手づくり村内で南部鉄器の制作を行っています。

伝統的な技術を受け継ぎながらも、現代の暮らしに寄り添う作品づくりを続けている工房です。

初代から受け継がれた南部鉄器の技術と精神を守りながら、盛岡手づくり村という新たな拠点で、伝統工芸の魅力を広く発信し続けています。

盛岡の南部鉄器の由緒

十七世紀中頃、南部藩主が京都から釜師を召し抱え、領内から豊富に産出される砂鉄や木炭を用いて茶の湯釜を作らせたのが始まりと言われます。

以来、良質の原材料に恵まれたこと、藩の保護育成を受けたことから、南部の地において鉄器はおおいに発展しました。その風雅な味わいや、独特の金気止めの技法などによる高い品質が、南部鉄器を全国有数の伝統工芸品の地位に押し上げることとなりました。

昔ながらの技術を守る釜師たちによって、鉄と炎から生まれる芸術品と言うべき茶の湯釜や鉄瓶が、今も入念な手作業のもとに作られています。

製品紹介

南部鉄瓶|南部型(砂鉄)霰 2.0L

南部鉄瓶|布団型 亀甲 1.6L

南部鉄瓶|はるか 桜 1.0L

南部鉄瓶|珈琲ドリップポットA 肌 1.0L

鉄瓶のお手入れと使い方

  1. 鉄瓶の内側には直接お手を触れないようご注意ください。
  2. 鉄瓶の内側を洗う場合には、器を手に持って揺り動かし中の水でゆすぐ程度にしてください。洗剤やミガキ粉、タワシ、金ブラシなどの使用は内側をいため、錆の原因にもなりますので特に禁物です。
  3. 器の表面が熱いうちに濡れ布巾か茶汁をつけた布で拭きますと、一層風雅な光沢が出てきます。お試しください。洗剤やミガキ粉、タワシ、金ブラシなどを使った表面のお手入れはしないでください。風雅を損ないます。
  4. ご使用後必ずお湯を空け、蓋を取って余熱で内部をよく乾かしてください。特に使い始めの鉄瓶の場合、くれぐれも鉄瓶の中に水を入れたままにしないようお願いいたします。(長く使い込んだ鉄瓶の場合はこの限りではでございません。)
  5. 使いはじめから通常2日~1週間程度で内側に赤褐色の斑点が生じ、やがて全面に広がってきますが、これは錆ではありませんのでそのままお使いください。(錆の場合はお湯が赤くなり、金気が出ます。)
  6. 空焚きをしないよう、くれぐれもご注意ください。(万一空焚きをした場合は、水などで急に冷やさず、そのままゆっくり冷ますようにしてください。)
  7. 末永く、美しくご利用いただくために、ガス・IH調理器などの火力及び熱源は中火以下でご利用ください。(沸騰する時間は強でのご利用と大差はございません。)
  8. 鉉は固定式で動きません。又、湯沸かし時、 鉉や蓋の摘みは熱くなります。(ご利用環境により変わります。IHをお使いの場合は、鉉は熱くなりません。)
  9. 砂鉄製鉄瓶の場合、ご利用方法が異なります。必ず付属の取扱説明書をご覧ください。

南部鉄瓶製作工程

1.デザインを決める

2.鋳型・中子型づくり

3.模様押し

3.模様押し

4.中子づくり

5.鋳型の組み立て

6.注湯(溶解した鉄を流す)

7.製品取り出し

8.蓋の鋳型づくり

9.つる鍛造

10.焼成(サビ止め)

11.着色(漆塗り)(写真あり)

12.完成 (写真あり)

11.着色(漆塗り)
12.完成

薫山工房 TEL:019-689-2657 FAX:019-689-2086