
虎山工房は創業以来、南部鉄器の「使う人の暮らしを豊かにする道具」をつくることを信条にしてきました。伝統的な砂型鋳造の技法を基盤に、現代の暮らしに合う形や仕上げを追求しています。
職人が手で触れ、目で確かめ、火と鉄の対話を経て生まれる製品は、使い込むほどに表情を変え、世代を超えて受け継がれていきます。
工房では製作風景の見学や手入れの相談も承っており、購入後のアフターケアにも力を入れています。
南部鉄器の製作工程
1. 鋳造(砂型づくりと鋳込み)
職人が砂型を組み立て、溶かした鉄を流し込む工程です。虎山工房では伝統的な砂型鋳造を採用し、細部まで表現できるよう丁寧に型を作ります。鋳込み後は冷却して型を壊し、荒取りを行います。
砂型は一品ごとに調整し、鋳肌の風合いが製品の個性になります。

2. 窯焼き
炭火で800〜1000℃で熱します。
釜焼きと呼ばれ表面に錆に強い酸化被膜をつける南部鉄器独自の技法です。
3. 着色仕上げ
250〜260℃に表面を熟し、漆を焼き付けます。砂に少量の埴汁を加えたものを団子状に丸めて鋳型に押してザラザラした感じを出す方法や、布タンポや筆を使って砂を置いていく方法があります。
色味や艶の出し方は製品ごとに調整します。
南部鉄器販売株式会社 虎山工房 TEL:019-689-2565
